保護犬との暮らし


 こんにちは!

 雷が鳴って、わんこのブルブルが止まりません(;´・ω・)

昔2匹飼っていた時に、一方は怖くてブルブル。もう一方は、ブルブルしている子が大好きなので雷に向かって吠えてました。「うちの奥さん怖がらせるなー!」って。

 野犬出身でしたが、優しくてかわいくて賢い子でした。



 現在の愛犬も保護犬出身です。

東日本震災、被災犬。福島で保護された子です。

 麻布大学の里親プログラムで出会いました。(2012年前期に琥珀がいます。)


 出会ったときは推定3歳~5歳ですでに成犬でした。


 成犬を引き取ることにためらいはありませんでした。

それまでも成犬を引き取った経験もあります。引き取り希望も成犬か老犬で出しました。


 大人になってからの犬を引き取るのは難しくない?と質問を受けることがあります。


 うちの子は、福島では外飼いだったようです。

前の飼い主さんのことは何もわかりません。どんな人とどんな暮らしをしていたのか。

 


 外でしかトイレが最初はできませんでしたが、ゆっくりトイレトレーニングをしたところ、シートですることを覚えてからは失敗知らず。

 思わず天才じゃないかと思いました(笑)  親ばかなんです。(*´艸`*)



 引き取ってすぐは外に出られませんでした。

車に自転車、町の音、人、棒などいろんなものが怖くて怖くて。

玄関を出るまでも10分ぐらいかかります。出れたと思っても、自転車の音がしたらすぐ室内に戻る。

 最初の半年ぐらい、散歩は真夜中にしていました。

 寝静まった住宅街は、しーんとして、たまにしか車も自転車も通りません。裏道を選んで歩きました。

 正直、人間のほうがビビっていました。


 麻布大学 介在動物学研究室 菊水教授によると、被災犬のストレスホルモンの分泌量は、通常のほど犬より多く、また3か月経っても分泌量が下がらないそうです。

 ☆夢ナビ講義動画より → リンク

 30分の講義が視聴できます。ぜひ見ていただきたいです。



 転機はある日やってきました。

真夜中の散歩、いつも決まったコースを歩きたがる愛犬ですが、1本曲がった公園へと誘ってみました。それはもう抵抗されたんですけど、体育会系の飼い主は「行くよ!頑張って!」の一言で目的を達成。

 その公園は児童公園なんですけど、ちょっとした丘とかアスレチックみたいなのもある遊具の少ない公園でした。モリモリと道からそれた山を登る愛犬。ヒィヒィ言いながらついていく私。

 端っこの熊笹が生えているところに分け入って、突然穴を掘り始めました。


 見たことないぐらい楽しそう!


 あとできちんと埋め戻すことにして、彼女の好きにさせてみたらそれから前より積極的にお散歩に出られるようになりました。穴掘りそんなに楽しかったのかー( ゚Д゚)

 ちょっとはしゃいで走ったり。真夜中のリハビリ。



 それから、彼女の心に寄り添ってみたら色んな事ができるようになりました。



 一緒にドッグカフェ。一緒にカヌー。一緒に旅行。ドッグランデビュー。

わんこのお友達もできました(^▽^)/

 成犬でも新しいことたくさんできます。覚えます。すごくすごく可愛いです。

 どんどん顔が変わっていきます。小さいキツイ感じのする目がまぁるく大きくなっていきます。

引き取った頃のことを知らない夫に、その当時の写真を見せると「違う犬みたい!」と驚きます。

 新しい飼い主との絆を再構築するのには時間がかかるけれど、とても価値のある時間を犬から学ばせて貰えます。


 保護犬との暮らし。

 たまにはこんなお話もブログに書いていきたいな と思っています。


 



 


 



 


スウェーデン式わんこのまっさーじ Amber589

あんばーごーはちきゅー 江東区・墨田区を主として出張メインで提供するわんこのためのスウェーデン式マッサージです。 各種ドッグイベントにも参加しています。 老若男女犬問わず、健康なわんちゃんも、問題があるわんちゃんにも効果が期待できます。 -出張エリア 東京都内城東エリア(中央区、台東区、墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区) 千葉県(市川・船橋) 神奈川県・静岡県 ※馬のみ