今年の秋はいくつかのイベントに参加させていただきました!
文字通り「実り多き秋」でございました。
わんこちゃんと飼い主さんの笑顔に癒され、貴重なお話や感想をいただき、先輩たちの話を聞き、また話を聞いてもらい、ハッとしたり、褒めてもらったり、ダメ出しされたり。
濃密♡
イベントにお越しの方には事前にカルテへの記入していただいています。
既往歴などもチェックして、マッサージを受けていただけるかを判断しています。
今回、1頭のわんこちゃんをお断りいたしました。
スウェーデン式に興味を持ってくださって、お友達が受けたお話を聞いてぜひと来てくださったのにお断りしなければいけないのは心苦しかったです。
シニアのワンコちゃんで少し前にスイ炎と現在アレルギー。
最終的にマッサージを受けるかを決めるのは飼い主さんのご判断にはなります。
何となく、これって「こちらは責任追いません!」みたいでいやだなぁと思わなくもなかったのです。実は。
スイ炎が完治しているかどうか、最近の様子はどうか。
シニアであること。イベントによるストレス(非日常、犬が多い、色々な音がすることなど)
アレルギーの原因が特定されていない場合、血流がよくなるマッサージによってかゆみが増してしまう可能性があること。
などをお話させていただいて、飼い主さんのご判断により今回は見送られることとなりました。
最後に「残念だけど、きちんとお話してくれてよかった。今度獣医さんに確認を取って次のチャンスにはお願いできるといいなと思います」と仰って下さいました。
セラピスト、どんなわんこでも本当は受けたいと思っている人が多いと思います。
私もそうです。お断りしたけれど、あのわんこちゃんにもマッサージしたかった。
でも、今回の飼い主さんとの出会いで「なんでもYES!」より断れる勇気を持つ方が、わんこに寄り添っていることになるんだなぁ。 断れることの方が責任を持つのだなと考えを改めました。
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