スウェーデン式マッサージを習い始めた頃、そのことを周りのわんこ仲間に話すのに少し勇気がいりました。
なんとなく後ろめたい気持ちがあったんです。
なんて言われるかな とか、習ってどうするの とか。いわれちゃうかな みたいな。
ただ習っているというだけなのに。
私の中で授業料に対する負い目みたいのがあったんだと思います。
まだ習い始めの頃だったし。身につくのか不安だったころでもありました。
奥様のサブカルチャーで片づけるのには、中々高い授業料だと思うんですよね。
実際、授業をすべて終えて、資格を得た今はそうは思わないです。
納得がいく授業で、とても素敵な技術に出会えた と心から思えているからです。
マッサージをするのがとても楽しくて、初めて天職かもしれないとさえ感じる今日この頃。
最初の頃はそんな自信もありませんでしたし、周りから見たらお稽古事的な感じに見えたのかもしれません。
習っているとお話すると、愛犬家の皆様ですから色々質問されました。
「犬のマッサージなんてあるのね!」
「どんなマッサージなの?」
「学校に行くの?どのくらいの期間通うの?」
「授業料いくらなの?」
「今度教えてもらおー♡」
「開業するの?」
などなど。ほかにも色々。
おおむね応援してくれる人の方が多くてホッとしました。
口に出してみたら好意的で拍子抜けしたものです。
性格的に無駄な心配をするタイプなんです💦
「今度教えて~♡」にはイラっとしました。
なんで人が安くはない金額をかけて身に着けたものを、ただで教えてもらおうとするんだろうなーと頭にキタものですが、習い事程度と捉えられていたらそらそうか と今ならわかります。
ちなみに、今は「教えて」といわれることはなくなりました(/・ω・)/
そもそもインストラクター資格を所持しておりませんので、教えるなど滅相もございません。
答えられる質問には答えました。
「スウェーデン式マッサージとは」とかね。興味を持つ人も失う人もいました。
「開業するの?」は一番どうこたえていいかわからない質問でした。
開業はしたかったけれど、方法もわからず、身につくかもわからず。
トリマーでもなく、訓練士でもなく、ペットホテルの予定もないんですから。そもそもマッサージだけで成り立つほど甘くない世界です。
結局、この質問には素直に答えました。
身につくかわからないけれど、仕事にしたいと思っていること。ただ年齢的に今更な気がしていること。不安に思っていることも添えて。
この質問をしたママさんは笑顔で「すごい!私も考えたことあるけれど、踏み出せなかった。一歩を踏み出すのに遅いなんてことはないよ。今だから踏み出せた一歩大事にして。応援する」って言ってくれたのです。
そこから、ママさんの愛犬が患った病気のこととか、信頼している獣医さんのこととかいろんなことを教えてくれました。
この時、私とても救われたんですよね。
「えー、こんなこと言ってくれる人いるんだ。世の中ってそんなに優しかったの!?」って。
人の反応を気にしながら発していた「犬のマッサージを習い始めたんだ」を自信をもって言えるようになったのはこの時な気がします。
犬マッサージに引く人もいるけど、そんなの気にならなくなりました。
応援してくれる人、必要としてくれる人に届けばいいやーと吹っ切れた感じ。
この仕事をしていこうと決めた時から、優しい人にたくさん出会いました。
公園で簡単なマッサージをされて気持ちよさそうな顔をしているわんちゃんをみて「あれは何してるの?」というママさんには、他のママさんが「わんこのまっさーじ屋さんなのよ♪」と代わりに説明してくれたり。それがご縁で依頼してくださった方がいたり。ご紹介をいただいたり。
恵まれているなぁ、ありがたいなぁと感謝の気持ちでいっぱいです。
このご恩はわんこに返しますっ。
私、わんこのまっさーじ屋さんなんですよ(⌒∇⌒)っ
今はこんな感じで普通に言ってます。
夢は、わんこから指名されるセラピスト。
それと、お住いの近くのセラピストをご紹介できるように横のつながりを作りたいな と思う今日この頃です。
実現のために、今日も精進してまいります( ´∀`)b!
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