10月も経過観察に病院へ。
体重はやはりやや落ちていて、結構食べているのに戻らない。
エコーで確認する例の構造物はやはり緩やかに大きくなって、腎臓へ近づいて行っている。
これは何なのか。
細胞診検査をしたいのだけれど、まだ針がさせる大きさにないと先生は言う。
また刺してみても、水みたいなものだったりすると正確な結果がわからないと。
うーん。
ここから、こやつの可能性を探るために先生と顔を突き合わせて悩み始める。
良性腫瘍、悪性腫瘍、癌。
初めて癌というワードが出てきて背筋が冷える。
この「構造物」が何かを探るには、やはり開腹しかないと説明が続く。
ただし、開けてみて、悪性腫瘍だった場合、かつ転移が見られた場合、何もせず閉じる ということも視野に入れないといけない。
開けただけ負担になるし、予後がよくない。
どーしろと。
途方に暮れる。
東日本震災で被災して、大変な思いをした子だから、最期はきっと穏やかな 等と思い描いてきたのに。
でもきっと大丈夫。
なんとなく、手術にはなるかもしれないけど、すぱーんと切ってもらって、琥珀には頑張ってもらおう。
11月の予約をして病院を後にする。
琥珀は元気だし、甘えん坊だし、ご飯もよく食べるし、お散歩も最近楽しみっぽいし。
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