ある日、仕事から帰ってきた夫は郵便物を確かめておりました。
そして、こう切り出したのです。
「しましまちゃん。黙っていたけど、実は他にも子供がいるんだ・・・・」
そして差し出された一枚のハガキ。
写真はPeace wancoよりお借りしました(https://peace-winds.org/wfamily/rainbow/)
ケンザブローくん。
夫の隠し子の名前でした。
わが家の住環境はマンションで、ペットは1世帯1匹までと決められています。
本当はもう1頭迎え入れたいのですが、それは叶わない現状。
そもそもマンションで中型犬、大型犬可を探すのには本当に苦労しました。
それでも毎日里親サイトを見ている夫。
この人の方が私より犬が好きなんではないかと思うぐらい。
そこで見つけたみたいです。
Peace wanco Japanさんのわんだふるファミリー制度。
“年をとっている” “簡単に治らない病気をもっている” “体に障害がある” などの理由で、
長い間、家族に恵まれないワンコたちや、譲渡不可などの条件がついているわんこたちを遠方支援する制度でした。
ケンサブローくんは、つい最近、虹の橋を渡ってしまいました。
そのお知らせのお手紙を受け取った際、夫もしましまも会ったことが無いのに悲しかった!
ほかの団体でもこういう制度あるのかな?
物資や、団体への寄付という形はよくあるように思うのですが。
譲渡団体は数々あって、保護犬というキーワードが普通になってきた現状は喜ばしいなと感じます。レスキューの方たちの情熱と行動力には感謝と尊敬の念でいっぱいです。
ボランティア団体のことについては、色々な噂が良いも悪いも耳に入ることはあります。
杉良太郎さんは、売名行為では?と言われたインタビューではこうおっしゃいました。
「ああ、偽善で売名ですよ。偽善のために今まで数十億を自腹で使ってきたんです。私のことをそういうふうにおっしゃる方々もぜひ自腹で数十億出して名前を売ったらいいですよ」
それからこうもおっしゃいました。
「福祉をやるには確かに時間とお金がかかる。特にお金がないと見栄えのいい福祉はできません。でも、お金がない人は時間を寄付すればいい。お金も時間もない人は、福祉に対する理解を示し、実際に活動をしている人に拍手を送るだけで十分。それでもう立派な福祉家なんです。福祉ってそういうもんです。」
批判している間に、自分ができるシンプルなことをやればいいですよね。
夫は次の支援できるわんこを探すでしょう。
「それってパパ活?」と聞いた私に、夫はとてもうれしそうに「そう!パパ活」と答えてくれました。
私もママ活してみようと思っています。
たまに送られてくる近況報告の写真付きのお手紙を楽しみに待ちながら
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