レプトスピラ症を聞いたことがありますか?
犬レプトスピラ病は、ネズミ等の野生生物が主な感染源と考えられ、人をはじめとする多くの哺乳類が、感染・発症する病気(人と動物の共通感染症)です。 犬レプトスピラ病は、主に病原性レプトスピラ菌(レプトスピラ菌)に汚染された土壌や水を介して感染する細菌感染症です。レプトスピラ菌に感染した犬は、症状の出ない不顕性感染で終わることも少なくありませんが、発症した場合には特に肝臓や腎臓に障害が現れやすく、発熱、出血、黄疸、腎不全や乏尿などの症状が認められ、ひどい場合には死に至ることもあります。
共立製薬株式会社 HPより引用
雨期にも散発されるこの感染症は、台風後にも注意が必要です。
湿地帯、河川敷、ネズミのいる場所が要注意。
都会にもネズミは多いことはご存じですか?
実際、近所の散歩コースになっている公園の一つでも、かなり巨大などぶネズミを見かけたことがあります。(ふてぶてしくて、人が歩いていても逃げるでもなく、悠然としていました。)
7種以上のワクチン接種には含まれている場合もありますが、レプトスピラ症は血清型が多くあり、ワクチンを打っているからといって油断がならないものなのです。
またワクチン未接種のわんこが感染し、そこから感染することも考えられます。
動物病院の先生は、山登りや大自然とのふれあいを積極的にするご家庭でないのであれば、レプトスピラまでは受けなくてもいいかなぁ と仰る先生もいらっしゃるようですが、身近なところに感染経路はあると思って注意が必要ですね。
わが家は、抗ワクチン検査を実施してもらい、追加でパラインフル、コロナ、レプトスピラを打ってもらっています。
症状としては、 発熱、元気消失、結膜炎、黄疸、急性腎不全、肝不全などがあり、 甚急性のものは、発症後36時間~4日で死亡する恐ろしい病気です。
おかしいなと思ったらすぐに動物病院への診察をお勧めします。
台風後には河川敷、湿地帯などのお散歩には十分な注意を。飼い主さんの愛情と観察が愛犬を守ります。
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