しましまのかわいこちゃん


  まだ書いていなかったプロフィール代わりに。


 常に中型犬が2匹体制でいる家に生まれ育ち、これまでの犬生活歴は10頭ほど。

すべて雑種。すべてもらいっこ。

 大事なことは大体犬に教えてもらいました。


 本日は、現在の愛犬の話。




 東日本被災犬のうちの子。麻布大学の里親制度を利用して引き取りました。


 本当は違う子をもらうつもりで顔合わせ会に行ったのですが、その子は引き取り手が決まっていました。


 うちのこも一回里親さんが決まったそうなのですが、「やっぱりペットショップの犬の方がいい」という理由でキャンセルに。

 最初聞いたときは、クソジジイ と思いましたが、今ではこんなにかわいい子をキャンセルしてくれてありがとう♡の気持ちでおります。



 ものすごい人見知りで、初めて会ったときは触らせてくれなかった。逃げちゃう。

お気に入りの学生さんがいて、その人にずーっとニコニコしながらくっついてました。

 先代の子に似ている という理由で気に入ったのは母。

 私はその先代の子とはそんなに相性が良くなかったので、また鼻がピンクか・・・などと思うぐらいの温度の低さ(;'∀')



 彼女(のちのうちのかわいこちゃん)の方は、しましまのバッグをそぉっとのぞきに来たりして多少の興味は持ってくれたようでした。

 その後、学生さんにそばにピッタリくっついたままだったけれど、ごろーんとお腹を出したのでした。


初めて会う人にこんなことするの初めてです!!」
「ものすごく甘ったれになる~!」



 学生さんびっくりしてた( ´艸`)

その瞬間、「ああ、選ばれちゃったんだな」と感じました。


 私が選ぶのではなく、犬が行き先を選ぶ。なんて光栄なことなんだろう。って。


 すんなりと、その子を引き取ることをその日に決めました。

毎週、週末1回。高速を飛ばして会いに行く。30分~1時間程度のランデブー。

おやつをもっていったりして仲良くなろうと頑張りました。


 1回だけ、2週間いけない時がありまして。

3週間ぶりに訪問した大学で、めっちゃ吠えられた。ほとんど吠えない子なのに。


「なんで来なかったのー!って怒ってるんだなぁ」と非常に嬉しくなりました。

彼女が私を待っていてくれたと感じて。



 夏の始めに出会って、冬の始まりごろに無事、うちの子になりました。


 とにかく外が怖くて、散歩が苦手な彼女のために真夜中の散歩から始まって、色んなことを一緒に乗り越えました。彼女の人見知りを見ていると、自分の子供の頃を思い出します。

 恥ずかしがり屋で、初対面の人が凄く苦手で引っ込み思案だったけれど、好奇心はあるあの頃。

 自分自身をみているようで、何が嫌で何が怖いのかわかる気がしました。


 私と彼女のかかわり方は、主従関係にありません。

 思っているのは私だけかもしれないけれど、対等の立場。

例えるならなんでしょうね。私が庇護者であることは間違いないと思うのですが、母と子ではないのです。密かに〇〇ちゃんママと呼ばれることに違和感を覚えるのは、対等だと考えているからかもしれません。友達でもない。姉妹だろうか? 姉も妹も現実にはおりませんが(笑)


 3か月たった時、学生さんに連絡を取って大学に連れていくことにしました。

 こんなに色々できるようになったよーって見せたくて。あと大好きでずっと後をついて歩いていた学生さんに愛犬も会いたいかなって。


 感動の対面かしら。ものすごく喜ばれたら複雑だけど、仕方ないよね などと考えながらその時を迎えました。


 うちの犬きょとーん。無表情。


 ちょ!あれだけお世話になっていて、大好きだったSさんなのに!

むしろ焦った。気を使ったわ。。。

 

 何かで読んだか、誰かに言われたのですが。

犬は今を生きる動物。今が幸せなら過去を忘れる。

 そうだったらいいな。うちに来て幸せだと思ってくれているといいな。地震のこともいつか忘れてくれるといいな。







 



スウェーデン式わんこのまっさーじ Amber589

あんばーごーはちきゅー 江東区・墨田区を主として出張メインで提供するわんこのためのスウェーデン式マッサージです。 各種ドッグイベントにも参加しています。 老若男女犬問わず、健康なわんちゃんも、問題があるわんちゃんにも効果が期待できます。 -出張エリア 東京都内城東エリア(中央区、台東区、墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区) 千葉県(市川・船橋) 神奈川県・静岡県 ※馬のみ