スウェーデン式ドッグマッサージは、理学療法に基づいたマッサージです。
けれど、治療を目的とした医療行為ではありません。
残念ながら万能の杖でもないのです。
診断と治療は獣医師の先生たちのあくまで分野です。
適切な処置を行っていただいた後に、硬くなった筋肉や負担のかかる部位のスムーズにし、血流を整えていくお手伝いがマッサージの領域だと考えています。
人で考えていくと、骨折を直すのはお医者様ですよね。
松葉杖で歩くと、腕や背中、反対側足に負担がかかります。そのコリや張りをとるお手伝いするのがマッサージだと考えるとイメージがつきやすいでしょうか。
ですので
「うちのこが落ちて、足を引きずるようになってしまった!診てほしい」といわれることがありますが、「診れない」です。まずは獣医師の診断をお勧めしております。
先生の診断結果があってこそ、マッサージがお手伝いできることも出てくるのです。
むしろ、「治りますよ!」と断言する民間資格のマッサージセラピストを信用できますか?
私はNOです。
ケアをさせていただく途中に、気が付くこともあります。
気が付いたことは飼い主さんにお知らせさせていただいています。
良い獣医師の先生と巡り合うのは、意外と難しいと感じる今日この頃ですが、犬が好きで、動物が好きで「腕の良い」「信頼のできる」獣医師の先生に皆様が出会えますように!
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