よし、書こう。いざ書こうとすると心臓が嫌な音をドクンと立てて、息が詰まります。
でも書く。琥珀のきらめきは忘れてしまわぬように残したいので。
盛夏を過ぎて秋の気配してきた頃。
ワクチンと狂犬病のお知らせを受け取りつつ、暑すぎるときに連れて行くのもなぁ と先延ばしにしていたのですが、いい頃合いであろうといつものI動物病院の予約を取りました。
体重測定の後、I先生が首をかしげる。
「あれ?体重が減ってる。」
体重のコントロールは気にしていて、むしろ増えすぎを抑えていて、順調にいい範疇に収まっていたはずが、2キロも近くも落ちていた。ご飯もよく食べるのに。
1年1回のわんわんドッグも毎年欠かさずして来ていて、昨年からは2回にしようかな と思っていた矢先にコロナだなんだで1年近く経っていた。いうも11月頃に受けてるんですよね。
I先生のところでは初めて受ける健康診断の予約を入れました。
翌週、速やかに実施された健康診断はエコー、血液検査、レントゲン等諸々で5万円ほど。
その結果、腎臓の隣に「何か構造物がある」というワードを聞くことになります。
何もないはずのところに何かある。とても小さいけれど、これは経過観察した方がいいです。と説明してくれる先生の言葉を聞きながら「構造物」って面白い言い回しをするのだなぁ などと暢気に考えていました。
あるはずのないところにあるもの。
良性かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
避妊手術をしているので、手術あとからなにか出てきたのかもしれない。 とにかく、その時点では「かもしれない」の域を出ず、どうしますか と言われても、どうしたらいいかもさっぱり見当がつかない状態。
その時点で確かめたいなら開腹しかなく、良性なのに開腹は負担が大きすぎるのではないか と先生とも話し合い。とりあえず、経過観察。ということで病院を後にしました。
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